俺は実家を離れ、ある県で1人暮らしをしている。
ある連休の最中、地元の高校時代から友達である夏美から連絡があった。
旦那の実家が俺の住まいと隣県なので、旦那家を訪問後に久しぶりに会おうとの事。
彼女は既に2人の子持ちだったので「旦那と子供はどうするの?」と聞いた。すると旦那は仕事で先に帰り、子供は春休み中ずっと旦那の実家に預ける事になったそうだ
「昼過ぎにはそっち行くから、ガイドをよろしく」
と言われたので、合流する駅を決めて彼女の到着を待った。
3日ほどこっちに泊まる予定なので、のんびり出来るそうだ。
予定通りの時間に駅で合流し、「久しぶり」とお決まりの会話をしてから観光に出かけた。
夏美は相変わらずのほほんとした可愛らしい雰囲気で、ママになった事を感じさせなかった。
ちなみに俺と夏美は25歳である。
夜までに一通りの観光を終えて、俺の家で飲む事にした。
束の間の子育てからの解放からか、夏美のペースは早く、2人してかなりいい感じに酔っぱらった。
地元の連れという事もあり、子育てや仕事の愚痴などお互いに盛り上がった。
冗談や下ネタも満載の会話の中で気になる話題が出た。
夏美は早くに2人も生んだので、もう子作りは止めて避妊はピルに切り替えたそうだ。
「いいなぁ。俺も生でヤラセてくれる女欲しいよ(笑)」
と冗談っぽく言った。
「男ってホント生でヤるの好きだよね」
と彼女は言った。
実はそれまで俺はナマの経験が無くて、生膣の感触を味わってみたいと思っていた。
かといって彼女とは妊娠が怖いし、風俗でのナマなんて以ての外。
夏美とは冗談も通じる仲なので半分マジで
「2日間タダで泊めてやるから、代わりに1回ナマ体験させてよ(笑)」
と言ってみた。
「なーに?私に頼むほど女に飢えてんの?(笑)」
「彼女とは無理だし、風俗は怖いし。夏美ちゃんなら病気とか気にせず秘密も守れるからいいじゃん(笑)」
「ていうか一応人妻だし山田くんとそんな事したらヤバいよ(笑)」
「でももう電車ないからここに泊まるしかないよ。嫌なら見知らぬ土地で女の子1人野宿かぁ(笑)」
「ずるーい。それ言われたら私断れないじゃん!!」
などなど、シラフじゃとても考えられない会話をしつつ、押しに弱い夏美を説得にかかった。